仮面ライダービルドの完結編!映画『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』感想&レビュー

2019年9月20日スーパー戦隊・仮面ライダー

仮面ライダービルドの完結編となる『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の感想・レビューです。

戦兎がエボルトを倒す為に新世界を創造して最終回を迎えたTVシリーズ本編、その後の物語を描いた『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』。そして『ビルド NEW WORLD』の2作目となる 『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』で物語は遂に完結を迎えます。

前作の 『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』 で賛否両論の展開を見せたビルドのストーリーですが、ビルド本来の戦争と科学、ヒーローの在り方というテーマに立ち返り、仮面ライダーグリス…もっと言えば猿渡一海というキャラクターの魅力を存分に発揮させた今作は、ビルドの完結編としてもふさわしい作品に仕上がっているんじゃないでしょうか。

Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』は2019年9月6日公開!!

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映画『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』見所と感想

※この記事は『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』のネタバレを含みます。

仮面ライダービルドの正統な続編、そして完結編となる最終章『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』。
もちろんグリスが主役ということでグリスの魅力と活躍は素晴らしく、猿渡一海というキャラクターの振り幅が見事でいや応なくグリスの世界に惹きこまれてしまいました。
グリスの映画として最高におもしろい。
ビルドの続きとして見たかった部分も描かれ、ビルドの完結編としてもしっかりとまとめてくれたと思います。
新世界を創造した後も続いていくシリアスな展開と、なかなか見えなかった真実の平和や幸せ。そんなビルドの世界観と登場人物及び人々が背負うカルマ。どうにも明るい未来を見出すのが難しかったこの世界にようやく光が射した気がしました。

『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の見所

まずは『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の見所!!

  • カズミンとみ~たんの恋物語『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』が同時上映!
  • 武田航平演じる猿渡一海のキャラクターの振り幅がスゴイ!最高の気持ち悪さと最高のカッコよさでストーリー!
  • キラキラ輝くフォームと圧巻のライダー勢揃いで大興奮待ったなし!の戦闘シーン
  • 壮絶な運命を辿ったそれぞれに明るい光☆カズミンとみ~たんがまさかの…!?

『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の感想

仮面ライダーグリス/猿渡一海というキャラクターの魅力を存分に発揮した今作。
あれ?一海ってこんなにカッコよかったっけ!?って、気付いたらみ~たんへの恋まで応援したくなり、完全にカズミンワールドに惹き込まれていました…。

同時上映!カズミンとみ~たんの恋物語『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』

遂に仮面ライダーグリスがはじまった!…と思ったら初っ端からドルオタモード全快のカズミン&み~たんの恋物語が開幕!
終始コミカルに描かれたこの物語は、愛しのみ~たんを見つめながら一海の妄想と願望が突っ走るところから始まる。
み~たんの「付き合って」の一言と、一海の盛大な勘違いで進んでいく2人の恋物語の行方は…まぁいつも通りのみ~たんに予想通りの展開。劇場の誰もがわかりきっていた結末。
そしていつに増して気持ち悪さ全開のカズミン、傷心旅行で無人島に遭難…。最初は何だかパロディ的なノリで観ていたこの物語。展開はわかりきっているのにおもしろい。
いやコレちょっとくだらない展開なのにめっちゃおもしろかったな!!なんて油断していたその矢先…!パロディとか同時上映だなんてとんでもない!!
この物語こそ、この映画の序章。本編とガッツリ絡む重要な要素が含まれていたなんて…!!
一海には”ドルオタ”という言葉には収まりきらない変態的な要素があったように思うのだけど、その気持ち悪い方に完全に振り切った見事な姿。もうその気持ち悪さが本当に最高です。(さっきから気持ち悪い・気持ち悪い連呼してるけど、ひなおは気持ち悪いなんて思ったことないからね!文章でみんなに伝えるにはどう表現したらよいかと考えた結果、気持ち悪いって表現に…あれ?)

勘違いの末のプロポーズでみ~たんにこっ酷くフラれることとなった一海と三羽ガラス一行はゴムボートに乗って傷心旅行に旅立つけれど、無人島に漂着し遭難してしまう。そりゃゴムボートですから…。
熱に倒れ死をも覚悟するほど散々な目に遭う一海たち一行ですが、この漂着した無人島で4人で浸かった温泉がまさかのファントムリキッドだった!という、後に世界の行く末を左右するほどの重要な伏線だったとわかった時には一瞬目が点になりました(・-・)

同時上映の短編物語…という枠に括るにはあまりにも名作すぎる!!

キラキラ輝くフォームと圧巻のライダー勢揃いで大興奮待ったなし!の戦闘シーン

 してなんといっても今回好きだったのがライダーたちの戦闘シーン!
要所要所で出てくるそれぞれのキメゼリフに加えて、ラストの戦闘で勢ぞろいするビルド ジーニアスアーマー・クローズマグマ・プライムローグ・マッドローグ・そしてグリスパーフェクトキングダム。
各所で戦闘しながらも同時に変身するシーンは、さすがビルドの最終章を飾るにふさわしい豪華さ!!
このシーンに湧き上がる興奮と嬉しさといったら…!!
多分映画館にいた大人の大半は思わず顔から笑みがこぼれてたんじゃないでしょうかね。
映画終了後にひなおの隣で鑑賞していたボーイズたちが真っ先にこのシーンについて「あれはズルイわ!こんなん間違いなく興奮するでしょ!」と語り始めていて、ひなお思わず心の中で頷く。

 そしてこれまた好きなのが、今回の敵メタルビルドとグリスブリザードの戦闘シーン。
ビルドに酷似したその姿と真っ黒な両目は、まるで心も希望も失い、まさに完全なる兵器になったのか…?と彷彿させるような印象。このメタルビルドとファントムビルドのインパクトやその強さのレベルはビルドの設定やストーリーを理解している人じゃないとわかりにくいなーというところですが、個人的にメタルビルドのフォームがかなり好きです。
そして黒く艶めくメタルビルドと、キラキラ輝くグリスブリザードの戦闘シーンの壮麗さがすごく良い。
ビルドのフォームとグリスブリザードのフォームが好きなひなおにとって、本当にこの2人の戦闘シーンが最高でした。
この戦闘シーンを観ながら「これは絶対DVD買おう!」と決めました。

ビルド ジーニアスアーマーが登場!消滅したはずのジーニアスフルボトル

 そして気になる人は気になる「なぜ消滅したはずのジーニアスボトルが復活しているのか?」って点については『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』と共通の謎が残った訳ですが、新世界にも60本のフルボトルが存在しているらしきことから、まあ戦兎が作り直した…くらいに思っておくのが多分妥当。
いや、何で作り直したの?そもそもジーニアスフルボトルは葛城巧が…とか細かいこと気にしだしたら思考が迷宮をさ迷い始めてしまうので。
そもそも新世界編のビルド NEW WORLD シリーズでは、エボルトの復活から始まり、てれびくんのDVD限定フォームのプライムローグの登場、マッドローグとかもドライバーどうしたんだろ、とか掘り下げていくと様々な疑問が残る訳です。
…が!ご都合主義だろうと大人の事情だろうと、設定に忠実に拘らない方がカッコよくておもしろいこともある!
仮面ライダークローズ自体”万丈とエボルトの共闘やりたい!”というプロデューサーの漠然とした熱い無茶振りと構想から始まった映画。皆が思わず「これが観たかった!」って思ってしまう設定やストーリー展開に振り切る…最高におもしろいんじゃないでしょうか。戦兎がジーニアスに変身した方が、この映画は絶対におもしろい。
ビルド本編のストーリーや設定が一瞬気になりつつも、結局細かいところは別にどっちでも良くなっちゃうひなおです(°-°)

壮絶な運命を辿ったそれぞれに明るい光☆カズミンとみ~たんがまさかの…!?

 そして再びスクリーンに映し出されたのは、『ドルオタ、推しと付き合うってよ』の冒頭と同じシーン。
お仕事中のみ~たんを見つめながら妄想が暴走する一海です。
「付き合って!」と声をかけてくるみ~たん。
「ごめん、最初の部分聞き逃したみたい…」と、今度は冷静に己を自制する一海。

み~たん「だから~、私と付き合って!」

一海&観客「…!?!?!???????!」

ひなおは思わず心の中で叫びました。

 これまでの一海とみ~たんからすると、このまま付き合ったりせずに一海の片想いのまま終わる方がビルドらしいな!って思うんです。
だけど、戦闘を引き受けたグリスに代わって助けに来た万丈に目もくれずに一海のもとへ一目散に走った美空を見た瞬間に、「フラグがたった!」って思ったんです。
もう映画の流れでいったら、一海の恋が実ったのは大正解!
途中から「一海の想いが報われて欲しい…!」って、いつの間にか一海&み~たんの恋を応援してたんですよねー。
美空はビルド本編の序盤で戦兎が好きなのかな?って思った時期もあっけど、やっぱり万丈かな~って思ってたんですよ。この映画を観るまでは。
それも美空は万丈とも誰ともくっつかずに、好きなのかな~?くらいで終わるのがビルドらしくてちょうどいいなって。
最後に出てきた『ドルオタ、推しと付き合うってよ』のタイトルに(今度はほんとに)って付け加えられたのがすごく好き。
まさにこのラストに繋げる為の布石だった、短編のフリした序章。
今回の映画のキーポイントともなる伏線が盛り込まれていたことに加えて、このラストがあったからこその名作かな、と思っています。
まさかの一海とみ~たんが付き合う衝撃のラストでしたが、何かすごく気持ちが晴々として、明るい気持ちでビルドの最終章を見届けることが出来ました。
戦兎と万丈の居場所とか、新世界の人々にとっての真の平和とか、まだまだこの世界の課題は沢山残されている訳ですけど、壮絶な運命を辿るビルドの世界にようやく光が見出せた気がして、 『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』がビルドのラストをとても良く締めくくってくれたなって思います。

 さわさんは本編でも完全にフラグ立ってたし、まぁこうなるかな…って思ったんですけど「朝までホテルで語り明かしたってよ」のくだりは、子ども目線からすると複雑なところ。
『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』 でも、少し残酷描写がTVシリーズよりも激しめだったけれど、今回のグリスもちょこっと流血が多め。
こういうところがやっぱりVシネは大人向けかな~っと。そもそもVシネ自体のターゲット層が大人寄りだと思うので、小さな子どもに見せるかどうかは親の判断で。
『ドルオタ、推しと付き合うってよ』 がギャグとポップな雰囲気全開だし、 てれびくんのDVD限定フォームのプライムローグも登場。
『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』 よりも刺激は少なめだと思うので、作品自体は子供が観てもすごく楽しいと思います☆

『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』のDVD or Blu-ray?さっきも言ったけど、もちろん買うよ??
クローズは買うの迷ったけど、グリスは問答無用で購入します!!!

 クローズが好きなひなおですが、この映画で一海のこと確実に前より好きになりました。
おもちちゃんも、『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』はまた観たい!ってあんま言わないけど、『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』はまた観たいと何回も言うております。

あれ、おもちちゃんはビルド大好きだけど、グリスそんなに好きだったっけ?

DVD&Blu-ray 【初回限定】DXグリスパーフェクトキングダム版の特典

封入特典
DXグリスパーフェクトキングダム(予定)
ライナーノート(予定)
音声特典
オーディオ・コメンタリー【Blu-rayのみ】(予定)
映像特典
MAKING(予定)
TRAILER(予定)
DESIGN GALLERY(予定)
POSTER GALLERY(予定)

【DVD】ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス DXグリスパーフェクトキングダム版 (DVD+CD) (初回生産限定)
【Blu-ray】ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス DXグリスパーフェクトキングダム版 (Blu-ray+CD) (初回生産限定)

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