2019年お月見はいつ?十五夜の由来と風習、中秋の名月の日の過ごし方

2018年7月23日イベント・行事, 生活に役立つプチ知識

中秋の名月

十五夜は月が特に美しく見える特別な夜で、十五夜に見える月は「中秋の名月」や「芋名月」とも呼ばれています。

2018年、今年のお月見はいつなのでしょうか?

また、十五夜の意味と由来、中秋の名月の日の風習や過ごし方についてお話します。

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2019年のお月見はいつ?

お月見

一般的にお月見とは「十五夜」の日をいいますが、十五夜は必ずしも満月の日とは限りません

2019年の十五夜は2019年(令和元年)9月13日の金曜日です。

ちなみに・・・
2020年(令和2年)は10月1日木曜日です。

十五夜の意味と由来

現代では「十五夜」とは旧暦の8月15日の満月の日を指しています
月が最も美しく見える旧暦の8月の15日の夜を、特別な夜として「十五夜」と呼んでいます。
元々は月が見えなくなる新月から月が満ちて満月になるまでおよそ15日程かかることから、満月の日の夜を十五夜と呼ぶようになりました。
また、旧暦では月の満ち欠けによって日付を決めていたので、旧暦での十五夜は8月15日に限らず毎月の満月の日を意味していました。

空気が澄んで晴れ渡り、特に綺麗な空が見えるのが9月中旬~10月上旬とされていて、この時期に見える美しい月を「中秋の名月」といいます

ちなみに、旧暦の秋は7月~9月で、その真ん中の日が8月15日であったことから、秋の真ん中「中秋」と呼ばれるようになりました。
秋の真ん中の日に見える最も美しい月が、中秋の名月なんです。
日本語って、本当に美しい響きですね。

月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、太陽の動きを基準にしている新暦にはズレが生じるので現代では毎年十五夜の日にちが変わります
新暦の現代での十五夜は、9月7日~10月8日頃にあたります。

また、「月の満ち欠けと共に作物が成長して実る」ことから、農作物の収穫に感謝して祈るようになったのが十五夜の始まりで、平安時代に遡ります。
「月の満ち欠けする様」は願い事や物事の成就を、「月の丸さ」は豊作や家族円満を連想させるので月は古くから縁起が良いものとされ、十五夜の夜には家族みんなでお供え物をして願い祝うようになりました。

十五夜の起源は唐時代の中国で始まった「中秋節」で、平安時代に日本に伝わり、貴族や武士、町民まで広く知れ渡り、古くから皆に楽しまれてきたとされています。

また、日本には十五夜から約一ヵ月後の「十三夜」にもお月見をする風習があり、「後の月」とも呼ばれます
現代ではお月見といえば十五夜を指しますが、元々は十五夜か十三夜のどちらか一方にしかお月見をしないことを「片見月」といい、古くから縁起が悪いとされてきました。
旧暦の9月13日の十三夜にも、十五夜と同じ場所でお月見をするのが慣わしでした。
ちなみに、十三夜は日本独自の風習なのだそうです。

十五夜が必ずしも満月の日ではない理由

十五夜が必ずしも満月の日とは限らないのは、月が満ちて満月になる周期は14日~16日と少し幅がある為です。
実際の十五夜と満月の日は、1日前後ズレていることがあります。

  • 2018年の十五夜は9月24日・満月は9月25日
  • 2019年の十五夜は9月13日・満月は9月14日

十五夜、中秋の名月の日の風習と過ごし方

十五夜の夜は月見台を用意し、家族みんなでゆっくりと月を楽しむのが昔から続く風習です。
縁側や窓辺など月を眺められる場所に月見台やテーブルを置き、月見団子や果物、里芋などの作物をお供えします。
しばらくお供えした後に、家族みんなでいただきます。

お供え物は次のものが一般的です。

  • 月見団子

米粉を丸めたものを供えたのが起源とされています。豊作祈願や収穫祝い、ものごとの結実、健康や幸福の意味が込められています。お皿やお盆に15個の団子を積み上げてお供えします。または1年の満月の数として12個(閏年は13個)の月見団子をお供えすることもあります。
中国では満月を表現した月餅をお供えするそうです。

  • ススキ

ススキは見た目が稲穂と似ていることから、豊作祈願の感謝と祈りを込めて飾るようになったのが、現代まで風習として残っています。ススキの切り口は鋭い為、昔は魔よけの効果があるとして供えたあとは玄関などに吊るす風習もあったそうです。十五夜には5本、十三夜には3本のススキを飾るのが良いとされています。

  • 里芋や果物

「芋名月」との呼び名もある通り、十五夜には芋類の収穫祈願も込められています。里芋などの芋類をお供えすると良いとされています。この時期に獲れた旬の野菜や果物を一緒にお供えするのも良いそうです。葡萄などのツルがあるものは月と人の繋がりが強くなる特に縁起が良いお供え物なのだそうです。

  • 秋の七草

最近ではススキと一緒に萩(ハギ)の花を飾るのが一般的に知られていますが、稲穂に見立てたススキ以外は、どの秋草を飾っても良いようです。秋の七草には萩に加えて桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、葛(クズ)、藤袴(フジバカマ)、尾花(オバナ)、女郎花(オミナエシ)の7種類が一般的とされています。春の七草は食用とされていますが、秋の七草は観賞用で、秋の訪れをいち早く教えてくれる秋草を飾って月と一緒に鑑賞します。ちなみに、尾花=ススキのことです。

満月の前後は月がとても明るく見えるので、空気が澄んだ空に浮かぶ月はとても美しく、十五夜はまさに1年で一番月が美しく見える夜です。

時間が取れる人は、9月13日の夜は家族や大切な人と一緒に、ゆっくり月を眺めて過ごすのはいかがでしょうか?

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