ピアノをレッスンを始める子どもにキーボードを買うのはおすすめしない

2019年7月9日子育て

ピアノを習い始める子どもに、キーボードを買うのはやめたお話。

子ども本人の念願のピアノを習い始めるにあたって、家で練習できるようにピアノの購入を検討。
幼稚園児が初めて受けるレッスン。まだこの先どのくらい続くのかもわからないし、「最初はとりあえずキーボードでも良いかな~?」なんて軽く考えていました。

入会が決まり、レッスンが始まるまでにキーボード用意しなくちゃ~なんて思っていたら、ピアノというのは知れば知るほど奥が深い。
楽器屋さんに行く前に、ひなおの中でキーボードを買うという選択肢はほとんど消えていました。

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ピアノのレッスンを始める子どもにキーボードを買うのはおすすめしない理由

キーボード

正確に言えば電子ピアノもキーボードの一種ですが、通常のキーボードと電子ピアノでは鍵盤の重さが明確に違います。
さらにキーボードは61鍵盤しかない機種も多く、ピアノや電子ピアノの88鍵盤に比べて鍵盤も足りません。
なるべく生のピアノに近づけようと日々研究され改良され続けている電子ピアノとキーボードでは、ピアノのレッスンを受けるにあたって使用感にも表現力にも明確な違いが出てきてしまいます。

ピアノ暦はたいしてない上に長いブランクで初心者も同然のひなおですら、実際にキーボードを弾いてみると一瞬でそのことに気付かされました。

ピアノのレッスンを始めるなら88鍵盤は必須

「キーボードの鍵盤は88鍵盤ですか?」
これはピアノ教室の開校式の際に、「キーボードで練習します」と言っていたママたちが先生から必ず聞かれた言葉。

この時はひなおもそうでしたが、“習い始めはキーボードでも良いよね”って考えている人はとても多いです。
キーボードすら家になかったひなお家ですが、購入しようにも気がかりだったのはキーボードの鍵盤の軽さ。
子どもの頃は母のアップライトピアノが家にあったひなおは、ピアノとは明らかに違うキーボードの鍵盤の軽さを思い出し、不安になり「最初はキーボードでも良いですか?」って先生に聞いてみました。

先生方もこの手の質問はよく受けるようで、 「キーボードでも良いけど、必ず88鍵盤のものにして下さい。」とのこと。
生徒さんの中にはピアノを持っていない子や全く練習しない子もいるんだとか。「ただし、そういう子は全く上達しません。ピアノはお値段がするものなので絶対にあれを揃えろとは言えませんけど、 出来れば最低限キーボードでも88鍵盤のものを揃えていただきたいです。」

鍵盤が少ないといずれ鍵盤が足りなくなって弾けない曲ばかりになってしまうし、ピアノは指の感覚的なものも重要なので、鍵盤が少ないこと自体がいずれピアノの練習や上達を妨げてしまうことになります。
そして、実際に楽器屋さんに行った時に88鍵盤のキーボードにはもうひとつ大きなポイントがあることに気付きました。

88鍵盤のキーボードとなると、大体どこのメーカーの機種もペラッペラの鍵盤ではなく、見た目はピアノと同じようなしっかりと厚みのある鍵盤に変わります。
“キーボード”というより”卓上の電子ピアノ”というイメージ。
値段も電子ピアノの最下位モデルと同等の価格帯になり、鍵盤の重さもタッチの違いも実際に触ってみれば一目瞭然。

いわゆる、鍵盤が軽くて少ない”キーボード”の購入はその場でキッパリとやめました。

もともと家にキーボードがある場合はとりあえずそれを使うのもアリだとは思いますが、1~2年もしないうちに買い替えの必要が必ず出てくると思います。

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卓上の電子ピアノは移動ができて便利?

最初は卓上なら置く場所に困らないし便利かな~っていうのもキーボードを検討した理由の1つでした。
賃貸とか部屋が狭くて置き場所に困るって話しもよく耳にしたし、ひなおもそう思ってました。
だけど、普通のキーボードならともかく、88鍵盤のキーボードともなると横の長さはピアノと同じ位あって重量も結構あります。
「いや、こんな大きなキーボードどこに置いて練習して、どこにしまうんだよ~!」って。
ピアノの練習は毎日でもする方が良いので、日常的に弾きやすい場所に置いておいた方が◎
どう考えてもしまう場所と動かす手間を考えたら…普通の電子ピアノ買った方が良いんじゃないかな?って思い直しました。

ピアノを弾く際は姿勢も重要ですから、そうしたら結局ピアノの台も買って…そしたら椅子も買って…てもう普通の電子ピアノでも良いんじゃないかなって思いませんか?ひなおは思いました(笑)
台や椅子を買うと結局卓上電子ピアノ2台分のお値段に…なんてことも少なくないんだそう。

とにかく予算が5万円前後とか、最初は椅子や台はいらないって場合は、同じ値段の電子ピアノを買うなら卓上の電子ピアノを買った方が良いと思いますが、いずれペダルを使うようになったらペダルなども買い足さなければならなくなります。

色々と考えた結果、ひなおは最初から椅子もペダルも付いてる普通の電子ピアノを購入することにしました☆

ちなみに、移動できた方が便利との理由で卓上の電子ピアノを選んだお友達もいますが、結局ずっと台の上にのったまま場所も動かしたことはないそうです。

卓上の電子ピアノって台の上に置いても確かに多少はコンパクトですが、電子ピアノだって言うほどスペースは取りません。
圧迫感もなく、自然とインテリアに溶け込むようなナチュラルなカラーもあるので、電子ピアノを設置する場所を確保した方が結果的にキーボードや卓上の電子ピアノに比べて手間はかからないと思います。

ピアノは習い始めから差がつく!キーボードではなかなか上達しない

ひなおがキーボードを買うのをやめた最大の理由は、ピアノが上手くなって欲しいから。

楽器屋さんやピアノの先生がよく言う「ピアノのレッスンを受けるなら、電子ピアノなら20万円~がオススメ」
最低でも10万円~の電子ピアノを購入しなければ、子ども本人がレッスンで苦労すると言われます。

もちろんこれにはハッキリと理由があって、電子ピアノは価格帯ごとに鍵盤や搭載されているスピーカーの性能が違います。
鍵盤をたたいた時の感触や重さ、音の強弱や聞こえ方は、基本的に価格帯が上がるほど生のピアノに近づいていきます。

そもそも鍵盤が足りなかったり軽すぎるキーボードは、ピアノとは明らかに弾いた時の感触や感覚が違い過ぎる為、いくらキーボードで練習をしてもピアノが上手くなる訳ではありません。
むしろ軽すぎるキーボードの鍵盤では指の力はつかないし、音の強弱などの表現も出来ないので、子どもがレッスンなどでピアノを弾いた時に上手く弾けずに苦労してしまいます。

さらに普段から練習にキーボードを使っていると、指はどんどんキーボードの感覚に慣れていってしまいます。
そうなるとレッスン時はもちろん、将来的に電子ピアノや生ピアノに買い替えた時にも弾き辛いと感じてしまう為、感覚の修正に苦労してしまいピアノの上達を妨げます。

ピアノの練習には、グランドピアノ>アップライトピアノ>電子ピアノの順に良いと言われていますが、それを言い出すとキリがありません(笑)
最初からグランドピアノで練習できるならそれが一番良い訳ですが、そんな訳にはいかないのが一般的だと思います(°-°)
うちはピアニストになりたいとか、音大に行きたいとかって訳じゃないですし…(°-°)

実際に楽器屋さんに行って触ってみた感想

そこでひなおが実際に楽器屋さんで触ってみた感想。

素人目でもわかる…キーボードは論外。

5万円前後からある10万円以下の電子ピアノも、キーボードよりは良いけれど鍵盤が軽すぎました。電子ピアノとは言えど、ピアノとは程遠い…。
同じ価格帯の卓上の電子ピアノを買った方が鍵盤のタッチや重さは良くなると感じました。

10万円以上のモデルになると、素人がちょっとやそっと触っただけでは、正直ハッキリとした違いはわかりません。
ただし、ピアノ経験がある人やピアノを習い始めた人なら、割と早い段階でピアノとの違いに気付きます。
10万円~15万円クラスの機種は初めて子どもがピアノを習う場合の数年間は十分使えそうですが、1台の電子ピアノを出来るだけ長く使いたいと考えているなら、鍵盤が木製に変わる20万円~30万円以上の価格帯の電子ピアノの検討がおすすめです。
40万円を超えてくると、大きな音が出せないなどの問題がない限りはアップライトピアノを検討した方が良いと思ったのが率直な感想です。

ちなみにひなおが子どもの頃に弾いていたのは母のYAMAHA(ヤマハ)のアップライトピアノ。ピアノの音や鍵盤の重さとタッチなどの感覚は、長年のブランクがあっても体に染み付いています。
いくら電子ピアノといえど、YAMAHA(ヤマハ)の鍵盤のタッチや音だけはハッキリ区別できる程に覚えていたんです。
これには自分もビックリしましたが、それくらい練習で使うピアノというのはとても重要なんです。
ピアノのレッスンで弾く生ピアノよりも、家で練習するピアノの方が圧倒的に弾く時間は多いです。

ピアノのレッスンの為にキーボードを検討している人は、ぜひ一度楽器屋さんに足を運んで実際に触ってみると良いと思います☆

予算的に高いピアノを…とはいかなくても、キーボードだけは絶対にオススメしません。

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子育て

Posted by ひなお