映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』徹底ネタバレ・感想・レビュー

2018年7月2日スーパー戦隊・仮面ライダー

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』ネタバレありの感想・レビューです。
※この記事は映画の内容、ネタバレを含みます。ネタバレを見たくない方は読まないように気を付けて下さい。
ネタバレなしの感想、レビューはこちら!
⇒ネタバレなし【映画】宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド 感想・レビュー

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映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペーススクワッド』

6月30日より上映を開始した『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペーススクワッド』。

今年の1月に『宇宙戦隊キュウレンジャーVS動物戦隊ジュウオウジャー』の公開をものすごく楽しみにしていただけに、今年はVS映画がやらないのが残念で仕方がなかったんですが、VSスペーススクワッドの公開が決まった時は本当に嬉しかったです>υ<!
セイザブラスターの音声解析の中に”ジュウオウジャーキュータマ”の音声データが含まれていたとの情報もあったので、もしかしたら元々はキュウレンジャーVSジュウオウジャーをやる予定もあったのかもしれません。
スペーススクワッドシリーズの登場や、今期の「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」との兼ね合いなどがあったのかもしれませんが、いつかそのうちにぜひ「キュウレンジャーVSジュウオウジャー」をやって欲しいなぁと思っています。
VS映画楽しみにしていた人は他にも沢山いるようなので、きっとまたやってくれるとちょっぴり期待している ひなお です。
今期のVS映画がどうなるのか予想がつかないだけに、VSシリーズがこのまま終わってしまわないことを願っています><

今回の映画のキャストや声優はもちろんTVシリーズから引き続き出演し、スペース・スクワッドシリーズの第1弾「スペーススクワッド ギャバンVSデカレンジャー」を手がけた坂本浩一さんが監督&アクション監督を担当。
脚本はTVシリーズのメインライターを務めた毛利亘宏さんが執筆を努めたとのことで、キュウレンジャーファンならぜひ映画館まで足を運びたくなる映画だと思います。

ちなみに、スペース・スクワッドのシリーズとしては、今回の『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』はエピソード1.5だそうです。
本作はキュウレンジャーとのコラボレーション作品なので、キュウレンジャーがメインの作品となっています。
ガールズ・イン・トラブルがエピソード0、ギャバンVSデカレンジャーがエピソード1です。

『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』は、2018年8月8日にブルーレイ&DVDの初回限定生産版と通常版の発売が決定していますが、キュウレンジャーやギャバンたちが戦う戦闘シーンの迫力はぜひ映画館のスクリーンで!!
内容は登場人物、ストーリー共にTVシリーズを観ていた人は特に楽しめる内容になっています。

ギャバン・シャイダー・ジライヤはもちろん、予告でも登場している敵たちも過去のスーパー戦隊作品に登場したキャラたちなので、過去のスーパー戦隊を見ていた大人や幅広い年代が楽しめるポイントが盛り込まれていて、登場キャラたちを知っているなら思わず懐かしくもなる作品です。
ヴィランズのキャストも、放送当時のキャストがそのまま演じています!

映画館に行くと入場者プレゼントのオリジナルカードがもらえます☆
シークレットカードは残念ながらGETできずTκT

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド
『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペーススクワッド』オリジナルカード

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『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の内容・ストーリーをネタバレ

※ここから先の文章はネタバレを含みます

予告でご存知の方も多いと思いますが、舞台はキュウレンジャーがドン・アルマゲを倒してから4年後ー。
宇宙に平和が戻り、救世主としての役目を果たしたキュウレンジャーたちは皆それぞれに平和な日常を送っていた中、突然ハミィが重罪を犯したとの情報が入り、ハミィは全宇宙に指名手配されてしまいます。

事の始まりはキュウレンジャーのTVシリーズのSpace.18でも登場した”もう一つの宇宙”。
宇宙には並行宇宙があり、キュウレンジャーたちがいる宇宙とは別の宇宙が存在します。
別の宇宙で邪教団・幻魔空界<十二使徒>の一人、宇宙忍者暗黒団を束ねる宇宙忍デモストと、デモストを追うスペース・スクワッドのシャイダーとジライヤ。
デモストはディメンションホールでキュウレンジャーたちのいる宇宙へと逃走し、シャイダーも後を追ってそのまま姿を消します。
ジライヤから報告を受けた撃は、かつて別の宇宙から来たラッキーたちとの出会いを思い出し笑みを浮かべます。

TVシリーズでは羅針盤キュータマを奪ったマーダッコを追って、キュウレンジャーたちはブラックホールを通って撃たちのいる別の宇宙に行っています

ハミィが犯した重罪というのが、リベリオンを襲撃し、新たに開発が進められている次世代キュータマ”ネオキュータマ”を盗み出したこと。
このネオキュータマというのが、まだ復興の途中にある宇宙に役立てる為に開発されたキュータマで、実験段階にあるこのネオキュータマ4つをハミィが盗み出します。
現場に居合わせることとなったショウ指令と小太郎は、逃げ去っていく犯人がハミィであることを目撃します。
ショウ指令はこの時の戦闘で怪我を負ってしまいます。
怪我もしていますが、主に腰が・・・ハミィを追おうとしてギックリ腰が再発しています(笑)

ハミィがリベリオンを襲撃しネオキュータマを盗み出したことがニュースの速報で流れ、速報をそれぞれ目にしたキュウレンジャーたちは久しぶりに集結しますが、ハミィを捕まえて事情を聞きだそうとするツルギと、ハミィをひたすらに信じたいラッキーは対立してしまいます。
リベリオンの総司令に就任したショウ指令の跡を継いでキュウレンジャーの司令官となったスティンガーは、ツルギの考えに賛同。
ラプターは困惑しながらもツルギたちにつき、スパーダとチャンプ、小太郎はハミィを信じてラッキーにつきます。
ナーガとバランスはどっちつかずの状態で中立的な立場にいます。
宇宙連邦大統領であるツルギは事態を重くみてハミィの指名手配を決断しますが、ハミィの行動を巡ってキュウレンジャーは分裂してしまいます。

このキュウレンジャーの対立の場面、TVシリーズでのそれぞれのキャラや性格をよく表しているなあーと思いました
ラッキーは言うまでもなく真っ直ぐに仲間を信じるだろうし、スパーダは以前にショウ指令の指示を聞かずに目の前の人たちを優先するなど、大局的な部分よりも自分の感情や考えで行動する場面があったし、チャンプと小太郎は自分自身や全体がどうこうよりも、その場その場で大事な人や仲間を思いやる真っ直ぐなところがあります。
劇中でもチャンプはロボレスリングチャンピオンの999回目の防衛戦の直前にも関わらず、迷わずにハミィを捜しに行きます。

大統領であるツルギはもちろん、司令官であるスパーダも、ハミィを信じたい気持ちは大前提の上で宇宙や人々のことも考えて立場上正しい決断をしています。
ただ真っ直ぐに仲間を思いやるラッキーたちは納得がいかなかったようですが、そういったみんなそれぞれの心情や立場を理解していたのがラプターだったんじゃないかと思います
仲間の決別にどうしたら良いのか困って最後までどっちつかずだったナーガとバランスも、2人らしいなぁ~と思いました。

キュウレンジャーたちが決別する一方で、ネオキュータマはハミィによりデモストの手に渡り、デモストは4つのネオキュータマの力を使ってかつてのスーパー戦隊によって敗れた4人を復活させます。
ネオキュータマによって復活したのは、はぐれ外道の不破十蔵(侍戦隊シンケンジャー)、バスコ・タ・ジョロキア(海賊戦隊ゴーカイジャー)、エスケイプ(特命戦隊ゴーバスターズ)、臨獣カメレオン拳のメレ(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
かつてこの世に悔いを残して敗れていった彼らを利用して宇宙を支配しようと企むデモストですが、メレだけが自分の意思が強く残っていてあまり乗り気ではない様子。
デモストに言われるがまま協力するハミィですが、時折何やら迷いを浮かべたり、デモストに協力することを自分に言い聞かせたりしています。

その後ハミィの行方を捜すラッキーとチャンプは街で女性を片っ端からナンパするシャイダーの舟と出会い、そこにメレがやってきて戦闘に。
同じくハミィの行方を追っていた他のキュウレンジャーたちのもとにも復活したヴィランズやデモストたちが現れて戦闘になりますが、ハミィは迷いながら戦うキュウレンジャーの前からデモストと一緒に姿を消してしまいます。
この戦闘の際もメレだけ戦果を上げずに退散しています。

その後ネオキュータマ生産工場を襲撃するという犯行予告があり工場へと向かうキュウレンジャーたちですが、ハミィを信じたいラッキーと、ハミィを捕らえることを優先したいツルギが遂に衝突してしまい、そのままキュウレンジャー同士の戦闘に
結婚して子供が生まれたガルは、皆の気遣いから召集がかけられていなかったようですが、このタイミングで到着。
もちろん、ガルは問答無用でラッキーに付きます(笑)
仲間同士の戦いを止めようとするナーガとバランスも入り乱れて、キュウレンジャー同士の大乱闘となります。
苦しい戦いの最中、駆けつけるのがギャバンの撃。
舟とショウ指令が工場でハミィと遭遇し説得しようとするも、ハミィはメレと共に去ってしまう。

撃はラッキーをスペース・スクワッドにスカウトしにやって来たところにこの大惨事。
撃と舟は”仲間の絆”を信じろとキュウレンジャーを諭します。

Space.18のスペーススクワッドの登場は、ギャバンVSデカレンジャーの宣伝の為だとは思っていたんですが、撃がラッキーをスカウトしに来たり、舟と出会ったラッキーが舟が撃の仲間だとすぐに気付いたり、結果的に本作とも繋がる重要な布石のストーリーとなっています

一方ハミィは、ジャークマターによって亡くなったと思われていたカメレオン流忍法の師匠・鶴菊の命を救う為にデモストに協力していましたが、自分を巡って対立する仲間たちに苦しみ、デモストの元を去ろうとします。
そこでデモストは鶴菊を人質に取っていることを明かし、鶴菊の兄弟弟子だと言ってハミィを騙していたことが明るみになります。
このお師匠様の鶴菊の役が、鶴姫の広瀬仁美さん
現在もスーパー戦隊シリーズの名作として知られている『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャホワイトです。
カクレンジャーはもう20年以上前のスーパー戦隊なんですが、にーちゃん もAmazonプライムで観てからカクレンジャーのファンです(笑)
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宇宙的大事件に記者会見を開き、仲間であるハミィが犯した罪の責任を取って二代目宇宙連邦大統領の辞任を発表したツルギですが、ツルギの命を狙ってハミィが会場に潜伏し、ハミィが失敗した場合に備えてヴィランズも配置されます。
案の条ハミィは直前でツルギに手を下すことは出来ずに、エスケイプに銃撃されます。
ツルギが咄嗟にハミィを庇うあたり、ツルギもハミィの指名手配は辛い決断だったのが伺えます

そのままキュウレンジャーとヴィランズの戦闘になりますが、ツルギが黒幕の正体を暴きます。
ひなお は正直黒幕はツルギの補佐官の1人、ロイ補佐官だと思っていました
この人序盤からあからさまにいちいち怪しいんですもん!(笑)
予想は見事に裏切られ、黒幕はもう一人の補佐官、キミコ補佐官だと判明。
キミコ補佐官は、どちらかと言うとラッキーたちの考えに賛同していて、一見ハミィを信じようとする姿勢を貫いていたため、この展開に驚いた人は絶対に多いと思います(笑)
キミコ補佐官の正体はデモストで、本物のキミコ補佐官は自宅で倒れている様子から、おそらく既に生きていません。

舟がキミコ補佐官を口説こうとして「いい匂い」と言って匂いをかいで、その後ナーガにも「お前もいい匂いがするなぁ」と近づいていたんですが、これがまさかの伏線!(笑)
ハミィの行方を追ってデモストと遭遇した際に、ナーガはデモストに羽交い締めにされていています。
ナーガから同じ匂いがしたことが、黒幕の正体に気付く重要なキッカケとなっています。

正体がバレたデモストが裏切ったハミィに手をかけようとしたのをメレが助けたり、「愛する理央のいない現世に再び生きる理由などない、悔いが残らないように生きろ」とハミィに伝えて消えるなど、メレはヴィランズの中でも特に重要な役回りをしています
序盤からメレがデモストを倒すキーマンになるだろうと予想が出来る展開でしたが、ハミィとはカメレオン繋がりで、先輩のようなポジションにも感じられました。
大事な人の為に一生懸命に生きたメレだからこそ今回のストーリーや言葉がより活きて、ハミィが目を覚ますキッカケに十分納得のいく展開になっているなぁと思いました

予告にも使われていた、キュータマを握り締めたハミィの悪そうな「キタコレ」。
メレが消えた時に残したネオキュータマを握り締めて、デモストへの怒りに震えるハミィでした。

引き続きデモストは3体に分身して残りのヴィランズと共に襲ってきて戦闘が続きますが、ここでの戦いながらキュウレンジャーたちが名乗るシーンが、普段とはまた違って最高にカッコよかったです!
戦いながらの名乗りはTVシリーズでもありましたが、カメラワークやアクションが、今回の映画の方が格段にカッコイイです!!
ひなお はスーパー戦隊の名乗りのシーンが一番好きなので、この戦闘中に名乗りを決めるシーンが映画館のスクリーンで見れたのが本当に嬉しくて(笑)

ちゃんとギャバン・シャイダー・シシレッドオリオン・ホウオウソルジャーが必殺技で決めてくれるあたりも本当に最高でした!

戦闘でのもう一つの見所は、デモスト本体VSハミィ
デモストにやられて変身が解除されてしまったハミィが、カメレオングリーンではなくて変身前のハミィの姿で<ハミリオンインパクト>で止めを刺す演出がとても良かったです。
個人的にはキャラの性格的にラコちゃんのハミィちゃん本体よりも、下園さんのカメレオングリーン姿が好きなんですが、変身前のハミィちゃんでデモストを倒したのはとても印象的でカッコよくて本当に良いシーンだと思いました。

デモストが倒されてヴィランズたちもネオキュータマを残して消えてしまいますが、消えていく際のヴィランズたちの表情を見るに、みんな宿敵のスーパー戦隊と全力で戦って敗れたことに本当は未練なんて抱いていないんだろうなぁとも取れる演出でした。
戦うことを純粋に楽しんでいたように見えるし、まるで消えることがわかっていたかのように、消える瞬間をすんなりと受け入れています。
また、戦いに飢えている描写もあり、最後の戦いでキュウレンジャーの強さを認めて消えていったようにも見えますが、どちらの意味も含まれているように思います。
勝手に未練があると決め付けてヴィランズを復活させた上に、宇宙征服に利用しようとしたデモストは間違いなく悪でしたが、ヴィランズたちは復活の感動もあいまって、正直ただただカッコよかったです★

お師匠様はデモストの目を盗んで戦闘中にナーガとバランスがきっちり助け出してくれたし、ハミィの件はツルギが何とか収めてくれることになります。
大統領を辞任してしまったばかりだということを突っ込まれるツルギが「俺様が三代目宇宙連邦大統領になればいいだけだ」と自信満々に言うのが、これまたツルギらしいなーと思わず笑っちゃいました(笑)
てか、初代から三代目まで大統領全部ツルギじゃん!と突っ込みたいところでもあります。

その後スパーダのレストランでパーティーをやることになったけれど、ジライヤが忍術でディメンションホールを繋げたままにしていてくれたのがもう持たないと連絡が入り、撃と舟は残念ながらもう一つの宇宙に帰っていきますが、ジライヤの出番が少ない上に必死に「もう持たないぃぃぃぃぃぃ~!」と叫んでひっくり返る、ギャグ要因っぽい扱いです(笑)

出番が少ないといえば!ショウ指令の出番が少ないのもなんか悲しかったんですが・・・(笑)
ハミィのリベリオン襲撃以来、入院していたハズのショウ指令。
工場やキュウレンジャーの話し合いの場に現れたショウ指令は、後にデモストの変装だったことが明らかにされているので、本物のショウ指令はほとんどずっと病院のベッドに居たことになります。確かに入院してたし怪我もしてたわ。
リュウコマンダー、結局出てこなかったな・・・(笑)
本作のショウ指令の見せ場は、ギックリ腰です!
ハミィを追いかけようとして「こ、腰がぁぁぁ~!」となり、自分も行かなきゃ!ってベッドから起き上がって「腰がぁぁぁ~!」ってなって(笑)

『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の見所&感想・レビュー

今作はスペース・スクワッドシリーズであるものの、キュウレンジャーとのコラボレーション作品。
エピソード的には1,5的な感じとのことで、メインはあくまでキュウレンジャーです。
その為スペーススクワッドの出番や活躍は少なめです。
劇中では撃がラッキーをスペース・スクワッドにスカウトしていて、ラッキーは「今はまだ他にやることがあるから」と断っていますが、おそらく今後のスペース・スクワッドシリーズにラッキーことシシレッドが登場することがあるんじゃないかと思っています
スペース・スクワッドにラッキーが加わる日がきたらいいな、でもキュウレンジャーのいる宇宙はまだまだ復興途中だし、ラッキー王様だしな、とか思ったり。

スペース・スクワッドの続編というより、キュウレンジャーの続編という印象が強いのも頷けます

キュウレンジャー本編とリンクしたストーリーとキャラ設定

まず言えるのが、キュウレンジャーファンなら十分に満足出来るストーリー構成とキャラ設定。
本編の回想シーンが使われたりしていて本編とリンクしているヶ所がいくつもあり、それぞれのキャラの設定がよく活かされています。
回想シーンや本編を思い出させるキャラの言動で、キュウレンジャーを見ていた人はとても懐かしくて嬉しい気持ちが呼び起こされます。
キャラのセリフや行動など、細かいところにもそれぞれのキャラクターらしさが散りばめられた、まさにTVシリーズのメインライターを務めた毛利亘宏さんだからこそ描けた脚本だと思います。

戦闘シーンにも、ペガサスシシレッド・タイヨウシシレッド・シシレッドオリオン・ヘビツカイメタルにサソリオレンジのイッカクジュウアームを盛り込んでくれて、本当に嬉しかったです!
ここまで出たらシシレッドムーンにも期待していました(笑)あとリュウコマンダー・・・・

リュウコマンダーが出なかったのがちょっぴり残念だったんですが、懐かしのフォームチェンジは本当に良かったです。
TVシリーズでは最初のフォームチェンジだったペガサスシシレッドは出番がないまま何故かペガサスカジキイエローになってたし、タイヨウカメレオングリーンとかビックリスターとかちょっと無理やりかな?って思ったし(笑)
止めはもちろんシシレッドオリオンで、名乗りのシーンも戦いながら名乗りポーズを決めるところとか、ファンサービス旺盛の映画です。

キュウレンジャーが決別して衝突する戦闘シーンも、ラッキーとツルギはもちろん、ラプターとスパーダ、スティンガーとチャンプ・小太郎が戦う姿は、とても痛々しくて苦しい気持ちにさせられます。
対立自体は、大人ならツルギの立場も考えてあげてーと、立場上の違いが生んだ亀裂であることが一目瞭然な展開ですが、実際に仲の良かったキャラ同士が戦うシーンは心を抉られる展開です。
その辺も含めて、本編やそれぞれのキャラクターの性格を上手に表現したストーリー作りが徹底されています。

エンディングにはキュウレンジャーのキャストと幡野智宏さん、松原剛志さんが歌う主題歌キュウレンジャーwith Project.Rの『また君に会いたい』が流れ、TVシリーズのダイジェスト映像が流れます。

復活した歴代悪役のヴィランズ

予告から注目されていたヴィランズはオリジナルキャストで復活
衣装も当時そのままに、文字通りの完全復活です。
歴代スーパー戦隊や関連作品をリアルタイムで見ていた人にとても嬉しいポイントです。
ヴィランズの出番自体はそこまで多くはないので、知らない人は知らないであまり支障はないけれど、キュウレンジャーを知らない人が見るには物足りなさを感じると思いますが、ヴィランズの活躍はとても素晴らしいです。
メレはストーリー上も重要な役回りで出番も多めなので、キュウレンジャーをあまり知らなくてもメレが見たい人には見る価値アリだと思います。

メレの理央を想って一途な生き様もそうですが、良くも悪くも潔い悪役たちが復活していて、戦う姿も本当にカッコいいです!
悪役だけれど倒されて欲しくない、そんなカッコいい悪役たちでした。
終盤の戦闘には、各ヴィランズたちに関係のある戦闘員も登場しています。

ちなみに、ロイ補佐官役はキョウリュウグレーとボウケンシルバーの出合正幸さん。
キミコ役は仮面ライダーウィザードの凛子役の高山侑子さんです。

迫力の戦闘シーン

先にも触れましたが、戦闘シーンはそれぞれのフォームチェンジや必殺技に加えて、迫力も見所も満載です。
今回はロボ戦がないけれど、戦闘シーンの演出やカメラワークで本当に見ごたえのある場面になっていて、やっぱり映画館で観て良かったなぁーって。
スーツアクターさんたちの動きが素晴らしく、全く目の離せない戦いっぷりで、そこにフォームチェンジに必殺技、名乗りにハミィちゃんの止めの一撃!とくるので、戦闘シーンは息つく暇もないくらいに見所が満載で、瞬きしたくないくらいでした(笑)

最後の最後まで気を抜けない!ラストには声優さんやあの人も登場!

一回「終わったな」と思ってエンディングが流れたと思ったんです。
エンディングの後に何かあるかもなーとは思っていたんですが、そのエンディングかと思ったキュータマダンシング!が予想以上にあっという間に終わり、スパーダのレストランでのパーティーシーンに。
そして突然の神谷浩史さん(ショウ・ロンポウ役)と大塚明夫さん(チャンプ役)にビックリ。
まさかここで声優さんが登場すると思ってなくて(笑)

さらにラプターとハミィのテーブルからマカロンをつまみ食いしたのは、市道真央さんが演じるルカ!
真央さんは現在はM.A.Oとしてラプターの声優を担当しているので、夢の共演?的な。
ハミィが「何か2人の声似てない?」と突っ込んでいますが、子供にはきっとわからない、わかるひとにしかわからないようなスペシャル演出でした(笑)

ここで主題歌『また君に会いたい』が流れるんですが、今度こそこれで終わった・・・って思ったんです。
そしたら最後にスペース・スクワッドの場面が流れ、ジライヤから次なる事件の発生が伝えられます。
次の事件は宇宙各地で頻繁に発生しているビル火災。
レスキューが得意な戦士を思い浮かべる撃。
comming soon・・・な感じで今度こそおしまい!

最後の最後に登場した、撃が思い浮かべたであろう戦士のシルエットが話題になっていますが、ウィンスペクターのファイヤーの可能性が高いです。

こんな感じで、キュウレンジャー映画・スーパー戦隊映画としてはとてもよく出来たとても面白い作品だと思います!
スペース・スクワッドのつもりで観た人は物足りないかもしれませんが、キュウレンジャー映画としては大満足の映画です☆☆☆

TVシリーズのSpace.18とも繋がっていて、スペース・スクワッドとの絡みも全く違和感がなく、とても良いコラボレーションだったと思います。

ヴィランズの登場もそうですが、演出やストーリー自体もとても工夫されていて、大人や幅広い年代が楽しめる作品だと思います。

正直、予想以上に面白かったので、ひなお は多分、DVD or ブルーレイ買います!

【blu-ray】宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド
【DVD】宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド

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